2008年5月12日月曜日

インハイ予選二日目

男子団体組手は初戦で強豪校と対戦。

自分の試合をさせてもらうまもなく敗退。

後輩達の動きが固い……気負いしている。相手の名前と後のない試合というプレッシャーはそれだけ大きいもの。

個人戦は男女共に2人出場。

女子はひとりは県大会への切符を手にすることができた。

よく動けていた。うまく自分を出せた…そんな感じを受けた試合だった。
男子はひとりが初戦負け。

俺としては納得のいかないものだった。

審判への不満。

空手はルールに曖昧さがある故、このようなことは日常茶飯事だが、今回はどう考えてもおかしかった。結果、0-8で負け。そんなに圧倒的に負けてる印象は受けなかったし………むしろ逆。

だから伝統派は好きになれない。

まぁもはやスポーツ化している空手に文句は言えないが、公正さがなければもはやスポーツでもない。

これは贔屓目からの発言ではない。

今回の試合だけでなく、自身の経験からのものだ。

二人目は一回戦を大逆転勝利。

二回戦では自分からいくまえに、相手にやられていた傾向がある。

体の硬さはとれていたから、動きはよかったのだが………もう一息欲しかった。

話は変わるが………

現在の空手は、極限的に技の数が削られており、もはや空手ではない。

試合上の安全を考えてこの形になったのだろうが、本質を忘れている。

空手は本来攻防一体。

けっして攻撃のみに傾いた極端な武術ではない。
型を分解すれば自ずとわかる。

攻撃同士がぶつかり合えば怪我は確実。

もし、防具をつけない実践で同じことをすれば確実にダメージをうける。


はたして、これでいいのか。
もう一度原点に戻るべきではないのだろうか。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

今晩は。

明日のテストが不安でしかたがないKスケです。

(ちょっと長いから「読んでやってもいいぜ」と思う方だけ読んでやってください。武術関係の話です)

まあ、確かに現代の空手はスポーツ空手とか言われて、本来の空手が持っていたものをどんどん失ってきているみたいだね。

伝統派空手がその顕著なものなんだろうけど、あんな風に直線的で突進するような動きが中心になってくると、技術の差よりも身体能力の差が出てきやすいから、武術と呼ぶには少し疑問だよね。なんの伝統なんだろう?

あんな風に真っ直ぐな動きだと、防御もままならないだろうし、攻撃同士がぶつかったときに、双方が受けるダメージも大きい。攻撃と防御のバランスがえらく偏っている気がする。

『空手の神髄は守りにあり』なんて言うこともあるらしいけど、確かにそう思う。

極論を言ってしまえば、攻撃なんてモノは誰でもできる、ただ拳を握って相手に突き出せばそれは攻撃だし、足を振り上げればそれも攻撃になるからね。

でも、防御はそうじゃない。練習に練習を重ねないと、到底身に付かない。

つまり、攻撃よりも、防御のほうが遙かに難しい。

でも、難しいからこそ修練を重ねて、それが受け継がれ、武術に成っていったんだと思う。

それを捨て始めている現代の武術は、もう武術ではないのかもしれないね。

以上、下らないことばかり長々と書いて申し訳ありませんでした。

Kスケ

匿名 さんのコメント...

まさにそれだね。

極端に言えば
攻撃は誰にでもできる。

攻撃は最大の防御
こんな言葉もあるけれど、あくまで武術を極めた後に言える言葉。

何のために空手を習っているのか・・・・
いや、何のために教えているのかをちゃんと把握してる人は一握りなんじゃないかな。

匿名 さんのコメント...
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匿名 さんのコメント...
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