2008年8月3日日曜日

金縛り

 今日の明け方、金縛りにあった。
2時頃。ちょうど寝付いて直ぐことは起こった。

「・・・・・・・・・んん?!」

目が醒めると、体が動かない。
何がなんだかわからなかった。

『声が出ない!!!!?』

ベッドで仰向けになっていた俺は、目を見開いていた。
突然襲ってくる恐怖・・・・・。何が起こっているのかわからない。

いつも閉めているはずのカーテンがあいていた。
そこには、なにやら人影が映っている。暗いので、”何”がそこにいるかはまったくわからない。
となりの部屋には親がいる。もうこんな時間だし、さすがに起きてはいない。

その影が、どんどん近づいてくる・・・・・。
外に立っていられるはずはない。ここは二階だ。もちろん、ベランダなんてついていない。そこに人影が映っているなんて、不自然すぎる。

『何なんだよ!おい!!!!』

確かに、体が動かないとさっき言ったが、どうやら、まったく動かないわけではないようだ。
ただ、自分が思うようにうまく動いてくれないのだ。ベットに押し付けられているかのように。

しだいに影はその姿をはっきりと映し始めた。

『それ以上、こっちにくるな!!!!!!!!』

変な胸騒ぎがする・・・・・・。

そのとき。

やっと、金縛りから開放された。
がばっと、起き上がってベットから飛び降り、構える。

その影は消えていた。

夜の静寂。
今まで気がつかないほどに静か。
時計の針が刻一刻と時間を刻んでいく。
闇が闇を飲み込む世界だけが、そこにはあった。


朝になり、ネットで調べてみる。
「えっと・・・・・。『金縛り』っと。」

結構ヒットした。

その中からある項目を探す。

金縛り・・・・・・原因・・・・・・・メカニズム・・・・

あった。

金縛りは、生活習慣の乱れによる脳内での異常。
睡眠時間がまばらな人間ほどなりやすい。
俗に『幽体離脱』と言われるものも、同じ乱れからおきる。

「そっか・・・・最近、寝る時間がまばらだったし・・・・。」

そのサイトは、ご丁寧にも『金縛り』や『幽体離脱』の起こし方まで説明していた。

人間は、体中の神経組織から得た情報を脳で処理して、認識する。
精神的に不安定になったり、極端に睡眠が不足すると、幻覚などを引き起こす。

そういえば、幻覚は睡眠中に処理されるはずの記憶が消化できなかった場合に、覚醒時に処理し始めるようになったことによるものだと、前に本で読んだことがある。

疲れてんのか・・・・・。俺・・・・・。

みんなも睡眠時間をしっかりととろう!!
そうでないと、怖い目にあいますよ・・・・・。

でも、あれは本当にそんなものだったのかなぁ・・・・・・・・・・・・・・・。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

世の中には、科学や理屈で片づけない方が、面白いことがたくさんあるよね。
でも、ちゃんと寝た方がいいと思うぞ。

匿名 さんのコメント...

寝たくても、寝付けないから困ったもんなんだよ(汗)
まぁ最近は寝れてるほうだと思ってたんやけどね・・・・